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結膜炎について(アレルギー性結膜炎・花粉症など)

結膜炎の検査・治療について(アレルギー性結膜炎・花粉症など)

当院における結膜炎の治療について

一口に結膜炎と言っても、多くの種類の結膜炎があり、治療方法・治療期間もそれぞれ異なります。通常、アレルギー性結膜炎の場合、抗アレルギー剤や副腎皮質ホルモン剤の点眼薬を使用します。細菌性やウイルス性結膜炎の場合は、感染した細菌やウイルスにあった抗生物質や眼軟膏、消炎剤などの点眼薬を使用します。

結膜炎の種類によっては、自己判断で中途半端に治療を中断すると、すぐに悪化したり、なかなか完治しないものがありますので、注意が必要です。

結膜炎とは

結膜炎とは、まぶたの裏の瞼結膜と眼球の白目の表面を覆っている球結膜が炎症を起こす病気です。白目が赤くなったり、目やにや涙が多くなったり、まぶたが腫れたりします。

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結膜炎の種類

アレルギー性結膜炎
埃・ダニ・花粉などが主原因で発症する結膜炎です。他にも、草・動物の毛と唾液・フケ・食べ物・せっけん・化粧品・カビ・微生物・化学薬品・大気汚染など、数え切れないぐらい原因となるアレルゲンが存在します。住まいの中にある埃やダニをハウスダストと呼び、最近では、このハウスダストによるアレルギー患者が急増していると言われています。
ウイルス性結膜炎
アデノウイルス・エンテロウイルス・コクサッキーウイルス・ヘルペスウイルスなどが原因で発症する結膜炎です。アデノウイルスによる結膜炎は、はやり目(流行性角結膜炎)とも呼ばれています。ヘルペスウイルス以外のウイルスが原因で発症した場合は、他の人に感染させる力が強く、時に家庭内感染や学校内の集団感染などの原因になることがあります。
細菌性結膜炎
ぶどう球菌・クラミジア・インフルエンザ菌・肺炎球菌などの細菌感染が原因で発症する結膜炎です。

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結膜炎の予防

アレルギー性結膜炎の場合、花粉症の予防と同様、花粉をなるべく避け、主な原因となる埃やカビ・ダニといったハウスダストに触れないようにすることが大切です。まめに掃除をしたり、部屋の風通しを良くしたりして、ハウスダストが増えすぎないように、普段から意識して行動しましょう。

ウイルス性結膜炎の場合、ウイルスや細菌がついた手で目を触ることで感染することが多いので、水道の流水で石鹸をつけて十分に手を洗うことが重要です。家庭では感染した人が触れたものに触らないようにし、また、自分が発症した場合は、他人に感染させないように注意することも必要です。

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当院における花粉症の治療について

当院では、点眼薬だけでなく、飲み薬や点鼻薬の処方も行っていますので、忙しくて耳鼻科やアレルギー科といった他の診療科を受診できない方や、目だけでなく鼻にも症状が出る方も、お気軽にお越しください。また、これまで花粉症に対して使っていた薬がある方は、受診時にその名称をお伝えください。

非常につらい花粉症の対策には、症状が出る前(2週間~1ヵ月前)からの治療が有効です(発症前・季節前投与)。

点眼薬
ステロイド・抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬などを処方いたします。ステロイドはアレルギーそのものを抑えるのではなく、症状を抑えるのに非常に有効な薬です。眼圧上昇などの副作用があらわれる場合がありますが、通常、点眼薬でのステロイドは低濃度のものなので、副作用の心配はほとんどありません。
点鼻薬
ステロイド・抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬・血管収縮薬など、症状に合わせて処方いたします。
内服薬
抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬などを処方いたします。副作用として、眠気が問題になることが多いので、患者様の身体への負担を考慮に入れ、相談しながら薬を選択いたします。
時々、ステロイドは「完全悪である」と思い込み、絶対にステロイドは使用しないとおっしゃる患者様がいらっしゃいます。しかし、ステロイドは古くからある薬で、どうしたら副作用を回避できるかもよくわかっていますので、使用方法を間違わなければ非常に有効な薬です。少しでも不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。

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花粉症とは

花粉症とは、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ・シラカバといった植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされるアレルギー性の病気です。主な症状としては、くしゃみ・鼻水・鼻づまりや、目のかゆみ・充血・涙目といった症状がでます。

花粉症の原因

花粉が入り込んだ体内には、IgEという抗体ができます。花粉に接するたびに、このIgE抗体がつくられ、全身にまんべんなくIgE抗体が行き渡って過剰になると、次に新たな花粉が侵入してきたときに、過剰反応してしまい、様々な症状がでます。

花粉症の予防

できるだけ花粉との接触を避けることが大切です。

  • 外出時には眼鏡やマスク、帽子を着用する
  • 帰宅時は玄関に入る前に洋服などから花粉をよく払い落とし、家の中に花粉を持ちこまないようにする
  • 顔や手を洗ってうがいをする

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結膜炎に関するQ&A
Q.目やにや赤みが減ったら、結膜炎は治ったということになるのでしょうか?
A.自覚症状が軽くなっても、病気が治ったと断定はできませんので、結膜の炎症症状が消えるまで、治療を続ける必要があります。中には慢性となり、治療が困難になるケースもあります。特に、流行性角結膜炎では、自覚症状が軽くなる時期に角膜炎を起こし、視力が低下することがありますので、注意が必要です。
Q.花粉症とアレルギー性結膜炎とはどう違うのでしょうか?
A.花粉症とは、花粉が原因で何らかのアレルギー反応の症状がでる状態をいいます。一方、アレルギー性結膜炎とは、何らかの原因物質でアレルギー反応を起こし、症状がでることをいいます。その原因物質は、花粉であることが多いのですが、ハウスダスト、ダニ、ときには食べ物でも発症します。
Q.目がかゆい時は、目をたくさん洗った方がよいのでしょうか?
A.防腐剤が入っている市販の洗顔剤などで目を洗いすぎると、目を保護している物質まで洗い流され、目に傷がついてしまいます。傷が増えると、灼熱(しゃくねつ)感をもったり、粘膜が弱くなって花粉症の症状が出やすくなるので、目薬での対処をおすすめしています。
Q.花粉症でも、コンタクトレンズを使用し続けてよいのでしょうか?
A.目やにや花粉がレンズを汚し、症状を悪化させる原因にもなりますので、できればメガネを使用していただくのが望ましいです。しかし、どうしてもコンタクトを使用しなければならないということでしたら、ハードレンズであれば洗浄専用液でしっかりこすり洗いし花粉をおとす。ソフトレンズであれば、1日使い捨てタイプを使用し、かゆくなったらすぐ取り換えるといった対処が必要になるかと思います。
Q.コンタクトレンズをしたまま、花粉症用の目薬をさしてもよいのでしょうか?
A.花粉症用目薬の市販薬は、レンズが目薬の成分を吸着するなどして目に危険な影響を及ぼすことがあるため、通常ソフトレンズ装着時には使用できません。花粉症用の目薬をさす場合、レンズを外して点眼し、5~10分間隔をあけてから、再びレンズを装着するのが望ましいとされています。

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